海なし県から つなげ海ごみゼロバトン No.7~藤前干潟クリーン大作戦~

海と日本PROJECT推進パートナーの一般社団法人海と日本プロジェクト岐阜は、2025年度の活動として「つなげ海ごみゼロバトンin岐阜」を実施します。
岐阜県は海に面していませんが、豊かな自然に恵まれ、清流長良川など多くの河川が県内を流れています。これらの河川は、やがて海へと繋がり、私たちの生活から排出されるごみは、巡り巡って海へと流れ着き、海洋ごみ問題の一因となります。
清掃活動の推進・清掃活動に取り組む人々を紹介し、バトンをつなぐように清掃活動の輪を次につなげていくことで、海とのつながりを意識し、海洋ごみ問題の解決に貢献することを目指します。
つなげ海ごみゼロバトン No.7~藤前干潟クリーン大作戦~

- 清掃活動日:2025年10月18日(土)
- 団体名:藤前干潟クリーン大作戦実行委員会、各種団体
- 開催場所:藤前干潟・庄内川・新川河口(名古屋市港区)にある中堤
清掃活動報告
藤前干潟クリーン大作戦は、ラムサール条約登録湿地である「藤前干潟」周辺のごみを清掃する活動です。
藤前干潟とその周辺の護岸が上流などから運ばれたペットボトル、ビニール袋、発泡スチロールなどの大量のごみに覆われている姿を目にした4つの市民団体によって2004年10月に始まりました。
藤前干潟やその流域に暮らしている地域の住民の方や市民団体、教育機関、学生、研究者、企業、行政など毎回多くの人々が参加しています。


海と日本プロジェクト岐阜は、海洋ごみの学習の一環として昨年から藤前干潟クリーン大作戦参加しています。今年も岐阜県内の小学生、大学生と一緒に、庄内川・新川河口(名古屋市港区)にある中堤会場で清掃活動を行いました。


伊勢湾の最奥部にある藤前干潟でごみを拾うことは、伊勢湾へ、そしてさらにその先の海へ流れ出る海ごみを減らすことにもつながります。そのため、藤前干潟クリーン大作戦は「伊勢湾ごみ流出防衛最前線」と位置付けられています。今年もたくさんの人の協力で、海ごみを減らす活動のバトンがつながれました。

