【動画 鵜飼いの舟を守る】1300年の伝統を支える鵜舟の新たな波
目次
日本財団 海と日本PROJECT in 岐阜県 2023 #014
海と川で生きる鮎を、鵜を巧みに操ることで捉える伝統の漁「岐阜市の長良川鵜飼」。1300年続くこの歴史を支えているものの一つに鵜匠が乗る「鵜舟」があります。現在、使用している舟は製作から10年近く経過しているものが多く老朽化。岐阜長良川鵜飼保存会では、鵜舟の製作と船大工の育成事業を令和3年度から始めました。岐阜県内で鵜舟を作ることができる現役の船大工は田尻浩さん一人しかいないのが現状で、現在3人が製作に励んでおり、シーズン中は鵜舟の船頭をしている今井翔佑さんもその一人です。保存会の会長を務める鵜匠の杉山雅彦さんは「鵜飼が存続することによって環境が守られていることが証明できるのでは」と話します。
「海と日本プロジェクト」は島国で生きる私たちを支えてくれている身近で大切な海を未来へ引き継ぐためのプロジェクトです。